デジラボ倉敷日記

当ブログ管理人jakotenです。10年にもおよぶ大阪・倉敷での二地域居住を終え、ついに倉敷へ完全移住を果たしました。もっと「ものづくり」を楽しむために、自宅に併設して私設研究所を建設しました。名付けて「デジラボ倉敷」です。ものづくりのこと、リモートワークのこと、移住のこと、建築のこと、他にもゆるーく日々の雑感、料理やライフハック、思いついたことを書いていきます。

父になるということ。離れて暮らす夫婦の場合。

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ワタクシ、父になりましてん。

 

いや、うっかりなってしまったわけではなく、何年も前から月並みでない努力をした上で、ようやく授かったわけですけどね。そもそも妻とは結婚して3年間、一度も同居した事がありませんから、その時点で既にハードルが高かったのです。

 

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このブログをご存知ない方に申し上げますが、私は平日は都会(大阪)、週末は地方(倉敷)で暮らす二地域居住者でして、妻は地方側に住んでいます。距離にして200km離れてますね。

 

会社都合の単身赴任というわけでなく、自らの意思で結婚当初からそうやって離れて暮らしているわけです。そんなものが成立するのかどうか、ある意味実験的な婚姻生活なんですが、現時点では世界一仲の良い別居夫婦を自負しておりますよ。

 

今回、43歳にして初の子供が産まれたおかげで、ますますの未体験ゾーンに突入しそうです。

 

さて、授かったのは娘です。

手前味噌ですが、玉のような赤ん坊とはまさにこの事だと合点がいきました。可愛くて仕方がありません。

 

離れて暮らす夫婦が、出産というイベントを迎えて気がついたことや、ITを活用すると距離があってもいろいろ上手くいくことなど、徒然なるままに書き留めておきたいと思います。

 

妊娠の週数を知る

妊娠は十月十日の長丁場です。そして刻一刻と状況が変化します。離れて暮らす亭主には、その変化をトレースできないという問題があります。その問題を解消するのに役にたったのが「パパninaru」というスマートフォンアプリでした。

 

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妊婦向けに役に立つ情報を配信する「ninaru」というアプリが本家本流なんですが、その男性版です。

 

基本的に妊婦は、妊娠週数によってどのような状況かを推定できるわけですが、その週替わりのタイミングで母体の状態の説明や妊婦に言っていいこと、ダメなことなどをアドバイスしてくれます。普段妻といっしょにいないので、コミニュケーションのネタとして大いに役に立ちました。

 

名付け

出産を控えた夫婦にとって責任重大な仕事があります。それが我が子への名付けです。私たちはある程度のテーマを決めたら、とにかく質より量で沢山の候補をあげていき、後で精査していくという方法をとりました。しかし離れて暮らしているので紙のノートに書いて、見せ合うことなんてできません。

 

こうした場合、LINEのノート機能が役に立ちました。ノート機能とはトークルーム内で共有できる掲示板のようなもの。妻と私だけがみえるわけです。タイムラインだと流れてしまい、後から探すのが大変ですが、ノートの場合残り続けるし、保存期限もありません。離れた場所でもブレーンストーミングのような討議ができる便利機能です。

 

十分に話し合えたおかげで納得ができる名づけができたと自画自賛しています。

 

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出産の立会い

私は今回、出産の瞬間に立ち会うことができました。こんなに遠く離れているんだから、立会は無理かもと思っていましたが、結構大丈夫みたいです。

 

産婦人科の先生からは陣痛の間隔が5分を切ったら、タクシーに乗って病院に来てくださいと言われていました。陣痛の間隔が10分を切ってから子宮口が全開になるまでの所要時間は初産ならば10〜12時間、経産婦でも4~6時間あるそうです(個人差があります)。

 

私の場合、陣痛の間隔が10分を切り始めた時は、平日の昼間で仕事中でした。その日は早退して、新幹線に飛び乗って倉敷の妻の実家に向かいましたが、妻は全然余裕な感じで拍子抜けです。晩御飯を食べて、犬の散歩をしてから、二人で連れ立って病院へ行きました。時間的には結構余裕がある気がします。

 

奥さんが陣痛間隔を測ったり、ネット経由で旦那さんが測定結果を知るのに「陣痛きたかも」というアプリが便利でした。遠く離れた私でも陣痛の間隔が短くなってくることをリアルタイムで知り、妻と気持ちの昂まりを共有できましたよ。

 

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出産は大変どころか過酷という言葉の方が近い。そしてなにより感動的でした。立ち会うことで母なるものへの尊敬の念が増したように感じます。

 

出生届の提出

別居夫婦なんで、出生届をどこに出すべきかと考えてしまいました。基本的には奥さんの住む自治体の役所でしょう。入院する産婦人科出産育児一時金の手続きをお願いする場合もスムーズにいくと思います。

 

ただし、出生届に伴う役所への申請で一つだけ、別居夫婦では受理されないものがあります。児童手当の申請です。これは夫婦で収入が多い方、だいたい旦那さんになると思いますが、そちらが住民税を納めている方の自治体へ申請する必要があります。

 

申請には、新生児を含む世帯全員の住民票が必要です。私の場合、役所の担当者に事情を説明したら、出生届を提出した1時間後に住民票を頂くことができました。あと念のため奥さんの収入証明書もあった方がいいです。これは役所の納税課でもらえます。

 

あと必要なものは印鑑と身分証明書くらいかな。必要資料があつまったら、旦那さんの住む自治体の役所に行き、児童課で申請をしましょう。 申請が遅れると1か月分の手当をもらいそびれたりして損です。

 

まとめ

別居夫婦の妊娠・出産というレアケースを経験できたので、いろいろと書き残しておきました。子供を授かるということは、個人的には一大プロジェクトでした。離れて暮らしていても、意外となんとかなります。同じような別居夫婦のみなさん、あきらめずにどうぞ頑張ってください!

 

 

 

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