何日か、3Dプリンターを使う前段階として、3DCADの勉強をしていたので、ここらで実際に出力してみますよ。
私はまだ3Dプリンターを購入しているわけじゃないです。
大阪天満橋のものづくりコワーキングスペース「コーボックス」さんに通って、装置を借りています。
「コーボックス」さんは、すごく親身に教えてくださいますので、3Dプリンターを始めたい人には、とってもオススメできます。
3Dプリンター「Dreamer」の場合、1台で、10数万円するものですから、ある程度、自分の力に目処が立たないと購入まで踏み切れませんね。
さて、今回、出力するものはコレです。
macキーボードの高さを上げて、角度をつけるスタンドを作ります。
設計自体は難しいものではありません。
直方体に角度を付けて、macキーボードの丸い足がはまる切り込みを付けます。
設計が終わったら、FLASHFORGE社製のスライスソフト「FlashPrint」で、G-Codeデータをつくります。
G-Codeの説明も、引用しておきますね。
3Dプリンターで、出力する際は、向きを気にする必要があります。
フィラメントを溶かして積層しますから、溶けて液体になった樹脂は、滴れるわけです。
空洞が上下方向の間にあれば、サポート材を入れて、支えてあげる必要があります。
適切なサポート材の配置も「FlashPrint」が算出してくれます。
では実際に出力する手順を紹介します。
まず、フィラメントの取り付けです。
タッチパネルから「ツール」を選択し、「樹脂交換」を押します。
取り付けたら、プラットフォームを加熱していきます。
樹脂がプラットフォームに貼り付かないと、造形物が反り返ってしまいます。
この点「Dreamer」は、外殻に覆われていて温度管理に優れているとのことです。
よく見かけるオープンなフレームの3Dプリンターよりも出力結果が安定しているそうですよ。
昇温が完了したら、プリンティングの開始です。
猛スピードでガンガン積層していきます。(嘘です。1時間半かかってます。)
完了しました!
プラットフォームに貼り付いているので、ヘラで剥がします。
いい感じ。
キーボードが、丁度いい高さ・角度になりました。設計通りです。
少し仕掛けがあって、スタンドの切り込みで、macbookairを挟みこめるようになっています。
そんで、macbookairのキーボードの代わりに、外付けキーボードが使えると。
そんなんいらない?
いいんですよ。私はストロークの深い外付けキーボードの方が好きなんです。
とまあ、初めて3Dプリンターで実際に出力してみました。
本当は、こんなスンナリいったわけではなくて、予想GUYのトラブルで苦労しまくりだったんですが。
でもトラブルシューティングは、とても勉強になるので、近いうちに記事にできたらと思います。