仕事を終えて、帰りの電車に、揺られていた時のことです。
不意にメール着信音が鳴りました。
開いてみると、Amazonのセラーサービスからのメール。
『注文確定 - 商品を出荷してください』
マジでか⁈
いや、売るために出品してるんだから、おかしなことは全く無いんだけど。
それでも、やっぱり突然でびっくりしました。
そしてこみ上げる喜び・・・
いやあ、嬉しいっす。
お買い上げ頂いたお客様。
本当にありがとうございます。
誠意を込めて製作・出荷させていただきますよ。
こうして俺の小さなビジネスは、0から1になったわけで。
自分が今進んでいる方向は、それほど大きく間違ってはいないのかなと。
希望の光が一条見えてきたように思えます。
で、実際に販売するとなると、いろいろ課題が見えてきます。
私の商売は、製品在庫を持ちません。
中間品の在庫を持って、注文を受けてから製作します。
今は、まだ製作の経験値が低いため、仕上がりの品質が安定していないのです。
もちろん今回注文頂いたお客様に低い品質のモノを出せるはずもなく、納得いくまで何度もやり直しました。
今回のケースでは、利益が出ませんでしたが、やむ無しです。
勉強代と言うことで。
ただし、ここで改善をしなければ、無駄な出費で終わってしまいます。
過ちて改めざる、之を過ちと謂う
ですよ。
よくよく考えれば、課題があるどころか、課題しかないんですけどね。
恥ずかしながら、今回、初めて売上があって、それでようやく見えてきました。
人間ってさ、追い込まれるまでは、自分のみたい景色しか見えていないんだなあ。
思いつくところでざっと列挙してみるとこんな感じ。
・製造オペレーションの改善
→均一かつ安定した品質にする方法を模索。
→歩留まりや生産効率を向上させてコスト低減したい。
→手順の明示。
→固定治具を作る。
→オペミスを事前に防ぎたい。指差し確認とか?
・経済的かつ便利な発送方法の検討
→薄くて軽いスマホケース向きの発送方法は?
→追跡サービスは必須。
→梱包方法も要検討。
→発送オペレーションの標準化。
・お客様に気持ちよく取引して頂ける気遣いが、できてる?
→お礼状をつけるとか。
→アンケートで次につながる知見が得られる方法ないかな?
早急に対策を立てていきます。
今回、注文を受けてから発送に至るまで、本当にドタバタとしていまして、自分のダメさ加減にほとほと愛想が尽きそうになりました。
でも見方を変えると、
ダメな自分を知る ≒ 成長する余地がある
ってことですから、それはそれで良いことです。
さあて、2016年始まったな!
今年はやるぞ!