ヤフオクで新機能「ワンプライス出品」が始まりました。
今までのオークションと何が違う?
どんな新しい機能があるの?
私のようなオリジナル商品の販売で利用するとメリットがあるんでしょうか?
疑問がたくさんあるので、調査してみることにします。さらに実際にワンプライス出品をやってみました。全手順を画像付きでご説明します。
ヤフオク「ワンプライス出品」とは
ヤフオクのヘルプでは以下のような説明になっています。黄色のマーカーは、私の主観で大事だと思うところにつけました。参考にしてください。
ワンプライス出品とは、ヤフオク!アプリ限定で利用できる、定額(開始価格と即決価格が同じ)商品専用の出品機能です。
■ワンプライス出品の特徴
ワンプライス出品では、出品や商品落札後の手続きを簡単に進めるため、出品時の設定項目を一部固定または制限しています。オークション出品機能との主な違いは以下のとおりです。
出品不可カテゴリ ・個人では出品できないカテゴリ ・料金体系が異なるカテゴリ ・その他 > アダルト(iOS版のみ) 個数 1個 開催期間 7日間(時間指定不可) 決済方法 Yahoo!かんたん決済(代金支払い管理サービス)のみ 送料 ・送料負担を「落札者」にする場合は、出品時に送料を入力する必要があります。 ・着払いは設定できません。 配送方法 1種類 海外発送 設定不可 入札者評価制限 あり 入札者認証制限 なし 自動再出品 設定不可 有料オプション 設定不可 ■ワンプライス出品の落札システム利用料
Yahoo!プレミアム会員 8.64%(税込) Yahoo!プレミアム会員登録なし 10%(税込)
なるほど。
要はヤフオクの機能を制限して、誰でも出品できて、メルカリなどのフリーマーケットアプリに対抗できるサービス。それがワンプライス出品なんですね。
今までヤフオクで出品したい場合、月額498円を払ってYahoo!プレミアム会員になる必要があったんです。でも考えようによっては勿体無い出費ですよね。私は会員ですけど、周りにプレミアム会員やめるって人いっぱいいますもん。でもそれじゃあ月会費のいらないメルカリやFrilといったフリーマーケットアプリに出品者が流れてしまう。そこでヤフオクが対抗できるサービスを用意したということですね。落札者へ入金先を指示したり、落札のお礼メールしたりとか、これまでのヤフオクで煩わしかった慣習も排除されています。
ただ、今後もプレミアム会員を続けるという人には関係ないサービスかもしれません。なぜなら普通のオークションでも即決価格を設定すれば、同様の定額販売ができますし、そもそも普通のオークションの方が高機能です。
ワンプライス出品は、会員にまではなれないけど、たまにヤフオク出品をやってみたいというライト層を取り込むのが狙いのようです。メルカリやFrilもいいですが、ヤフオクも老舗なだけあってメルカリとほぼ同規模の取引量を誇ります。すでにメルカリで販売している人は、ヤフオクワンプライス出品を始めたら販路が2倍になりますね。月会費なしで始められるのが魅力です。
ワンプライス出品のやり方
1.ワンプライス出品には、ヤフオクアプリが必要です。
ヤフオクを利用するにあたってはいくつか条件があります。
・ヤフオク!に参加できるのは高校就学が可能となる年齢に達している満15歳以上(中学生を除く)のお客様です。
・・・
出品は以下の3つが必要です。
【1】Yahoo! JAPAN ID(無料)
Yahoo! JAPAN IDは、Yahoo! JAPANのサービスをご利用になるための、専用の「名前」です。登録後は変更できません。
【2】Yahoo!プレミアム会員登録(月額498円(税込))
*ワンプライス出品の場合、Yahoo!プレミアムの登録は不要です。
【3】モバイル確認または本人確認(通常は無料)出品はモバイル確認または本人確認の手続きが必要です。
条件で問題がなく、アプリをインストールしていない人は、iPhoneの場合はApp Storeで、Androidの場合はPlayストアで、ヤフオクアプリをインストールしてください。アプリが古い場合はアプリを更新する必要があるかもしれません。
2.ヤフオクアプリの利用登録をする。
利用登録の説明は省略します。他サイトを参照してください。例えばこことか。
スマホアプリのヤフオクで出品する方法と落札後の連絡・評価までのやり方 - ノマド的節約術
3.ワンプライス出品を選択する。
設定が終わったらワンプライス出品を開始しましょう。アプリ下部のカメラマークを選択してから、ワンプライス出品を選択します。
4.商品の撮影を選択します。
5.商品の撮影または撮影済みの商品の画像を選択します。
6.商品の説明を入力していきます。
ワンプライス出品の場合、毎回説明文を入力しないといけません。普通のオークションの場合、下書き機能が使えるので同じ商品を続けて出品する場合、説明文の新規入力が不要なんです。ワンプライス出品でオリジナル商品を定期的に出品したい場合はメモ帳かなんかに記録するしかないですね。ここは改良をして欲しいところです。
あとご注意いただきたいのが、値下げ交渉を受け付けるがデフォルトでONになっているところです。ここはメルカリを意識していますねー。私は煩わしいのが嫌なのでOFFにしました。
配送方法ですが、以下を選択可能です。
7.出品するボタンを押す
これで出品は完了です。簡単ですね。
まとめ
ヤフオクの新機能「ワンプライス出品」をご紹介しました。私はYahoo!プレミアム会員なので、今後はあまり使わないサービスだと思います。下書きの再利用ができないので、商品説明を毎回入力するのが面倒ですから。しかしYahoo!プレミアム会員でない人には魅力があるサービスだと思います。一度ご利用してみてはいかがでしょう。
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