私は5年前から倉敷で週末暮らしをしていますが、倉敷に住んで、特にイイなと思うことが、新鮮な魚介類がすぐに手に入ることです。
倉敷の近くには良い漁港がたくさんあります。市内には蛸で有名な下津井港があり、すぐ近くに牡蠣で有名な寄島港があります。
また、それだけでなく、岡山・倉敷は、日本海(鳥取境港など)と太平洋(高知港など)の両方の魚を本州へ運ぶ要衝なので、全般的に魚の鮮度には自信ありなのです。
オススメは魚一匹買い
倉敷で魚を買う場合、普通にスーパーで買った方がいいです。
漁港併設の魚市場で買うと鮮度が最高で、その点はとても良いのですが、買った魚を自分で捌かないといけないので、ハードルが高くなってしまいます。
スーパーで新鮮な魚を一匹買いするとメリットがたくさんあります。
倉敷のスーパーの中には、魚介の鮮度で競争しているところがいくつかあって、場合によっては、漁港併設の魚市場に引けを取らない鮮度があります。
特に魚の鮮度に力を入れているスーパーとして、黒崎の「二軒屋商店」、香川資本の「新鮮市場きむら」など。あと「岡山コープ」なども鮮度の良い魚を置いていますね。
他のスーパーでも鮮度の良い「地物コーナー」を設けるところが多くなってきました。
私が特に愛用しているのは、倉敷四十瀬の「新鮮市場きむら」というスーパーマーケットです。
この会社は、系列にプロ向けの魚市場を持っていていて、魚の鮮度がとても良いです。店内に魚市場スタイルの売り場があって、見て回るだけでも楽しいです。
もちろん魚介売り場では、捌いたお刺身も置いていますが、魚一匹買いの方が新鮮で安い場合があります。お店の人に頼めば3枚に降ろしてもらえますので、自分でお刺身にするのは簡単です。注意点として、生食したい場合、魚を購入する前に生食可能か確認はしましょう。
こんな魚を食べています
魚を一匹買いすると本当に安いので、都会ではちょっと躊躇してしまうような高級魚をカジュアルに食べることができます。これは高知産のの金目鯛です。
地物のミズタコを天ぷらにしました。生地に黒胡椒を効かせて、スパイシーに仕上げます。近くの居酒屋の人気メニューを家庭で真似しました。個人的にはタコは唐揚げより天ぷらの方が美味しい。一匹買いすると量が多いので、天ぷらだけでなく、お刺身を追加したりしてバリエーション豊かに美味しくいただきます。
一匹買いの難点は、量が多いこと。甘鯛とかイサキとか小さめの魚なら少人数向きです。この島根産の甘鯛は二枚におろしてもらいました。水洗いしてから、しっかり拭き、十分に塩をふって、ラップをせずに冷蔵庫で半日乾燥させます。良い塩加減の塩焼きができますよ。手間なんてかかりません。
大きい魚は一匹買いを諦めて、切り身を買っています。岡山県を代表する魚といえばサワラです。色々な食べ方を研究していますが、クリームソースのソテーなども大変美味でした。
まとめ
地方暮らしの楽しみは、その土地の美味しいものを、発掘するということがあります。これは都会住みでは味わいにくい楽しみです。倉敷に住むと瀬戸内海・日本海・太平洋の美味しい魚を毎日食べられるという特典付きです。
魚好きの人、魚を食べるために、地方移住なんていかがですか?