岡山で蚤の市をやるらしい、そんな情報が入ってきたので、参加してきました。
2016年6月11日(土)12日(日)の2日間、岡山RSKバラ園で『from West~人とモノが集う場所~』と題し、岡山で初めての蚤の市を開催します。全国から総勢約70店舗のアンティーク・クラフト・植物などを専門で扱うSHOP・作家さんが一同に集まるイベントです。
そうなんですか。蚤の市は、岡山で初めてなの?本当に?
*6/13追記 ググったら岡山の蚤の市は他でも普通にやってます。この団体主催が初めてという意味ですかね。
岡山って骨董品屋やアンティークショップが結構多いから、蚤の市初開催って言われると意外な気がします。ともあれ面白そうなので参加してみることにしました。いつもブログの写真撮影はiPhone6のカメラを使っていましたが、今回タンスの奥に眠っていた一眼レフカメラ(Nikon D80)をわざわざ引っ張り出してきましたよ。
果たしていつもとは違うシャレオツな写真が撮れたんでしょうか。それはご覧になった方のご判断にお任せしましょう。今回は写真多めで進行します。
蚤の市会場
会場のRSKバラ園に到着しました。駐車場渋滞で停めるまで1時間もかかりました。かなりの大盛況です。入場料は200円(中学生以下は無料)。
皆さん本気で物色しています。真剣そのものですね。おや、お姉さん、机の下の怪しい金髪男に気がつきましたか( ̄ー ̄)
出展者も展示方法で趣向を凝らしていて面白いです。ドンキホーテ顔負けの圧縮展示。ジャングルジムみたい。皆さん遊び心があります。
古いガラスはそれだけで趣がありますね。ビーカーやフラスコ、試験管といった理系インテリア雑貨も人気が高いそうです。
南仏プロバンスの鄙びた農村にワープしてきました。展示に手を抜かない出展者さんは偉い。これがアンティーク魂です。
美しい焼き物。写真を撮ることに夢中だったけど、素敵なお皿を一枚買って帰ればよかった。
この日はとても暑い日でした。たれカバさんになるのも仕方がない。
これなんだと思います?なんとノコギリエイの鼻先についた凶器?です。とても切れ味鋭いそうですよ。こんなものまで売っているのが蚤の市の魅力。
道行く人々を眺める中国からお越しのカップル。
これは軍服だそうです。衛生兵。アウトブレイクごっこが捗りますねー。なんとバイオハザードごっこもできますよ。
壊れかけたトルソー。内部の金属の骨組みが見えて攻殻機動隊みたい。サイバーパンク。イノセンス。押井守。
アンティーク工具千円均一ワゴンセール。パイレン(pipe wrench)とか現役で使えそうじゃん。*私は設備工事屋の息子で、中学から大学卒業まで建設現場でバイトしていました。
一眼レフカメラ
今回のイベント参加のもう一つの目的はこいつでもあります。しかし一眼レフカメラは簡単にボケが作れるので楽しいですねー。例えば似たような構図でiPhoneカメラと一眼レフカメラで撮った作例を比較してみましょうか。
こっちがiPhoneカメラの画像。
そしてこっちが一眼レフカメラ。
画角が違う(iPhoneは広角)ので、完全に同じ構図にはなりませんが、それでも違いは明らかでしょう。 iPhoneが撮った写真は平板な感じがします。一方、一眼レフカメラの方はゴリゴリとした鉄錆の質感をこちらに伝えてきます。
一眼レフカメラは、開放値の明るいレンズと大きなCCDセンサーで被写界深度を狭く(浅く)できるんです。平たく言えば焦点が当たる場所を狭く特定できるので、必要な絵をはっきりと写し、不要な絵をぼかせるのです。
カメラって自分が見た風景から、面白いと思うものを強調し、そうでないものを断捨離するアートだと思うんです。自分の価値観をもとに風景から被写体を切り取って写真へ投影・昇華させる、そして共感を呼び起こす。
あ、偉そうなこと言いました。私、一眼レフを使ったのはほぼ6年ぶりくらい。全然使いこなせていません。今回の撮影も最初はAモード(絞り優先モード)を使っていましたが、途中からフルオートに変えました。そっちの方が綺麗に撮れるんだもの。仕事で画像処理系のソフトウェア開発を10年くらいやったから仕組みや原理はわかっていますが、技能やセンスは別。ど素人でございます。これからぼちぼち勉強します。
まとめ
いやー、蚤の市楽しい。是非、定期的に岡山で開催してもらいたいもんです。主催者さんは、イベントを成功させて岡山をますます楽しい街にしてくださいな♪
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