イケダハヤトさんが書いたブログ記事が、各地で論争を引き起こしてるみたいです。田舎や地方で暮らすと生活コストが下がるよってのがイケダハヤトさんの主張なわけですね。
田舎や地方が生活コストが低いなんて大嘘だよって主張をされているのは守形レイジさん。うん、一理ある。
日本経済全体で見て地方移住を推奨すんのは疑問だって主張もありますね。知らんがな、日本経済全体のことまで考えて生きてへんわっていうのが率直な感想です。(偉そうに言ってごめんなさい)
私が一番しっくりきたのは、SHIJIN BLOGさん。そうそう。地方の魅力をコストだけで語ったら本質が見えなくなるんですよ。
地方暮らしは素晴らしい
大阪生まれ大阪育ちの私が、岡山に住み始めたのは、もう8年前になります。 3年間岡山市に住んでから、一旦大阪に戻りました。今から4年前に倉敷市に部屋を借りて、平日は大阪で働き、週末は岡山で過ごす二地域居住を始めました。 それなりに地方暮らしの経験がある私なので、都会と地方の論争について率直な考えを言いたいと思います。
私が借りている倉敷の部屋から、観光地として有名な美観地区まで歩いていけるんです。妻と愛犬で会話を楽しみながら散歩をするのが好きです。
自動車で20分くらい走れば、備中国分寺に行くことができます。今の時期は、ひまわりが見ごろですね。この写真は先週末に撮ったものです。国分寺のまわりは季節ごとの花が綺麗でしてね。春はレンゲ、秋はコスモスが綺麗です。
地方は娯楽がないという意見もありますが、何を娯楽と感じるかという問題でしょう。確かに都会みたいにたくさんのお店はありませんが、代わりに綺麗な川でカヌーに乗ったり、美しい海岸線沿いをロードバイクで走ったりすることができます。まあ倉敷市の人口は東京の町田市や兵庫の西宮市より多いので、実はそんなにお店がないわけでもありませんが。とにかく私にとって倉敷で過ごす日常は、お金には代えられないとても大切で貴重な時間なんです。
地方暮らしは低コスト?
地方暮らしは低コストでしょうか。
分野によってはYESです。皆さんが例に挙げる住居コストの安さ。イケハヤさんの言う家賃1万円は、倉敷では難しいですが、家賃5万円で広めの1LDK、駐車場2台分、リフォーム済み、かつ駅近なんて物件だったら、探せばありますよ。こんな物件、都会じゃあり得ないでしょう。
なら食費はどうでしょう。多分コスト的には大阪とあまり変わらないです。しかし食材のレベルが全く違います。大阪では、大枚をはたいて割烹に行かないと食べれないような高級魚や珍しい魚を倉敷では、日常的かつ安価に食べることができます。正直に言うと、ここ数年大阪で食べた魚で美味しいと思ったことがありません。完全に舌が肥えてしまいました。食に関して、地方暮らしは、低コストと言うよりも高ベネフィットなんですよ。
地方暮らしは厳しい?
労働環境はとても厳しいですね。私は現地の企業で3年間働きました。基本的に地方は働ける場所が限られます。経営者側は買い手市場をいいことに厳しい要求をガンガンしてきます。くそ〜鬼め!労働者は耐えるしかないのですかね(p_;)
それでいて給与水準が、都会より下がるのは守形レイジさんのおっしゃる通りです。
だから二地域居住ですよ
居心地の良い地方都市で暮らしたいけど、厳しい労働環境は嫌だ。だったらイケハヤさんみたいに、給与労働者から卒業すれば解決ですね。インターネットがあるんだから、地方を拠点に世界を相手にして儲けたらいいんですよ。
そんな簡単にいかない?そうですね。一人で稼ぐ才能は持って無いし、この歳で起業するリスクは怖いし。だから二地域居住ですよ。平日は都会で働いて、週末は地方で暮らす。今、都会で働いている人なら、なんの才能も必要なく、リスクも無く始められますよ。年齢だって障害じゃありませんね。私なんてもう43ですよ。いつからでもスタートできるって信じてます。そして週末地方暮らしを楽しみつつ、今の会社で給料を貰いながら、ゆっくり副業を育てましょうや。ドラスティックに環境を変えるのではなく、段階を踏んで慎重に進めるやり方が私には合っている。それでもいつかは、イケハヤさんみたいになれることを夢見て。
文才があればブロガーを目指せばいいし、無ければ私みたいにオリジナル商品をインターネット販売するのはどうでしょう。どちらも継続さえ出来れば結果がついてきます。私ですら物販開始半年で月の売り上げが4万円を超えました。これから益々売り上げが上がると思っています。
こんなやり方もあるということです。ご参考になれば。
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